袖ケ浦市議会 > 2017-09-26 >
09月26日-04号

  • "地方財政法"(/)
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  1. 袖ケ浦市議会 2017-09-26
    09月26日-04号


    取得元: 袖ケ浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    平成29年 第3回 定例会(9月招集)             平成29年第3回(9月招集)            袖ケ浦市議会定例会会議録(第4号) 9月26日                                             議事日程                                   議事日程(第4号)                                     平成29年9月26日(火) 午前10時開議                       日程第 1 会議録署名議員の指名                             日程第 2 議案第2号ないし議案第9号及び請願第1号                                                (委員長報告・質疑・討論・採決)日程第 3 認定第1号及び認定第2号                                                        (委員長報告・質疑・討論・採決)日程第 4 議案第1号及び議案第10号並びに諮問第1号及び諮問第2号                                              (質疑・討論・採決)                       〇 △開議                平成29年9月26日 午前10時00分開議 ○議長(福原孝彦君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は22名でございます。したがいまして、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。                       〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(福原孝彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、14番・長谷川重義君、15番・励波久子君、16番・佐藤麗子君、以上の3名を指名いたします。                       〇 △議案第2号ないし議案第9号及び請願第1号(委員長報告・質疑・討論・採決) ○議長(福原孝彦君) 日程第2、議案第2号ないし議案第9号及び請願第1号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 常任委員会の審査の経過並びに結果について、各委員長から報告を求めます。 初めに、総務企画常任委員長から報告を求めます。 佐久間清君。               (総務企画常任委員長 佐久間 清君登壇) ◎総務企画常任委員長佐久間清君) 皆さん、おはようございます。総務企画常任委員会に審査を付託されました議案1件について、9月14日委員全員出席のもと委員会を開催し、関係部課長の出席を求め審査いたしましたので、その審査した経過と結果について御報告いたします。 議案第4号 平成29年度袖ケ浦市一般会計補正予算(第3号)は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億3,716万円を追加し、歳入歳出予算の総額を243億7,224万8,000円にするとともに、債務負担行為を追加しようとするものであります。 審査の過程において、水道事業統合広域化出資金の算出根拠について、国庫交付金が減額、あるいは廃止された場合の影響について、統合広域化後の水道料金について、統合広域化による計画給水人口と実際の給水人口との差の是正について、共同事業単独事業の比較について、債務負担行為補正の時期について、基本協定の内容について、統合広域化によるメリット及びデメリットについて、統合広域化に向けた検討手法について、学習支援事業増額理由について、介護給付費等支給事業増額理由について、確かな学びの早道、読書事業増額理由について、小学校管理工事費及び中学校管理工事費増額理由について、小学校及び中学校におけるガラスの安全対策についてなどの質疑がありました。 質疑後、委員より、補正予算の修正案が提出されたため、修正案に対する提案理由の説明がなされました。 修正案の提出者に対する質疑において、債務負担行為補正を削った場合の地方自治法との関係についてなどの質疑がありました。 その後、原案、修正案に対し、それぞれ討論を行いました。 初めに、原案に賛成の討論として、債務負担行為については、君津地域水道事業統合広域化に関する基本協定を締結するに当たり、平成31年度から平成40年度までの10年間、出資を行うものとして追加するものであり、予算措置としてはこの補正予算の中で扱うのは適正だと判断する。 また、補正予算のうち歳出の主なものとして、平成28年度決算により生じた繰越金の財政調整基金への積み立て幼保連携推進事業及び私立保育施設等整備事業の補助金の増、保育士1人につき月額2万円を補助するための私立保育所等運営費等助成事業の増、人事異動等に伴う人件費の補正など、必要な内容であると判断する。一方、これらの歳出に伴う主な財源としては、国県支出金、前年繰越金などを計上している。 以上、提案された補正予算については、財政運営のために必要な条件であると考えるので賛成するというものでした。 次に、修正案に反対の討論として、基本協定締結の前に債務負担行為を決定するということは、地方自治法上決められているルールにもかかわらず修正を出しているということに反対である。同時に、そもそもこの基本協定に反対だということであれば、そういったたてつけで修正案を出すべきであり、何がポイントなのかということが明確でない。こういう修正案には賛成することができないというものでした。 最後に、修正案に賛成の討論として、本会議、あるいは大綱質疑でも議論があったが、市長自身がこの出資金、債務負担行為について、あるいは広域化について、最終決断はまだしていないというような発言などもする中、10月末が締結だという状況で、先に補正予算の議案が出てくること自体が問題であると考える。 また、今回の水道の統合広域化自体が、さまざまな疑問、不透明な部分、あるいは統合後のシミュレーション自体も交付金が減額の可能性を秘めているにもかかわらず、こういったことも明らかにされないままの結果の数字となっており賛成できるものではない。修正案に賛成するというものでした。 採決において、初めに修正案に対し採決を行い、採決の結果、賛成少数により否決すべきものとされました。 次に、原案に対し採決を行い、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、総務企画常任委員会の報告を終わります。 ○議長(福原孝彦君) 次に、文教福祉常任委員長から報告を求めます。 篠原幸一君。               (文教福祉常任委員長 篠原幸一君登壇) ◎文教福祉常任委員長篠原幸一君) 議場の皆さん、おはようございます。文教福祉常任委員会に審査を付託されました議案5件及び請願1件について、9月15日に委員全員出席のもとで委員会を開催し、関係部課長の出席を求め審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 初めに、議案第2号 袖ケ浦市みんなが輝く協働のまちづくり条例の制定については、本市における協働によるまちづくりの推進に関する基本理念及び基本となる事項を定めるとともに、まちづくりの主体となるものの役割及び責務を明らかにすることにより、地域コミュニティーの活性化及び協働の推進を図り、活力に満ちた、ともに支え合う住みやすいまちをつくるため、新たに条例を制定しようとするものであります。 審査の過程において、地域コミュニティー活性化の定義について、協働の定義における議会に対する市の捉え方について、共通の目的の見い出し方について、市民との情報共有の場所や方法について、第10条における計画等への市民参画の意味と市民参加の範囲について、市民参画の担保について、この条例制定による総合計画における議会承認への変更の有無について、自治会コミュニティーへの今後に対する市の考え方について、まちづくり協議会の内容について、今後の回覧板のあり方や地域コミュニティーに参加していない者についての情報提供の方法について、市政協力員区域内住民への情報提供に対する定義について、推進本部の設置場所及び権限設定について、団体の活動や評価方法について、議会のかかわり方についてなどの質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号 袖ケ浦市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、介護保険法の一部が改正され、罰則等に関する規定が見直されたことに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 審査の過程において、「第1号保険者」から「被保険者」に改正することへの変更点について、第2号被保険者の配偶者及びその家族まで調査範囲を拡大した法改正の背景についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 平成29年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,266万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ78億9,366万6,000円にしようとするものであります。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号 平成29年度袖ケ浦市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ18万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億3,018万7,000円にしようとするものであります。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第7号 平成29年度袖ケ浦市介護保険特別会計補正予算(第1号)については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,673万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億5,873万5,000円にしようとするものであります。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、請願第1号 平岡小学校幽谷分校運動場安全対策に関する請願書については、平岡小学校幽谷分校児童たち交通安全対策と自由に安心して使える運動場の環境整備として、現在の平岡小学校幽谷分校運動場株式会社トッパンパッケージサービス袖ケ浦工場が整備する運動場の交換を早急に行うことを求める要旨であります。 審査に当たり、紹介議員に対する質疑の実施を採決により決定いたしました。 また、委員外議員2名から発言の申し出があったので、これを採決により許可することと決定した後、審査を開始しました。 初めに、紹介議員に対し質疑を行った後、請願人から願意の説明を求めるため、委員会を休憩し、協議会を開催いたしました。 その後、委員会を再開し、執行部の説明及び質疑を行いました。 審査の過程において、同等のグラウンド整備について、グラウンドと校舎を隔てる道路の交通量について、請願に至った経緯について、グラウンドを隔てる道路の交通量の把握状況について、児童横断時に教員が付き添わないケースの有無について、請願における改善内容についての発案と経緯について、付近を流れる河川の氾濫に対する分校での対策について、平成29年6月に提出された市への要望書対応について、休憩時間に使用できないグラウンドへの価値認識について、幽谷分校の今後の結論を出すための必要な期間について、来年度、小規模特認校制度による募集の有無について、交通事故が起こった際の対応について、幽谷分校が統合された場合の施設管理の検討について、土地交換時に障害となる事柄について、未取得の土地に対する非農業者の取得の可能性について、農地転用許可の見通しについて、実際の費用負担の見通しについて、請願結果による今後の執行部の対応について、今までにグラウンド整備に費やした金額について、土地交換についての対象範囲についてなどの質疑がありました。 討論を行う前に、委員より、問題も複雑で不明な点もあるため、閉会中の継続審査といたしたいとの意見がありましたので、採決を行い、採決の結果、賛成少数により討論、採決を行うことと決定いたしました。 討論はなく、採決の結果、本請願は妥当なものと認められ、賛成多数により採択すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、文教福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(福原孝彦君) 次に、建設経済常任委員長から報告を求めます。 鈴木憲雄君。               (建設経済常任委員長 鈴木憲雄君登壇) ◎建設経済常任委員長鈴木憲雄君) 改めまして皆様、おはようございます。建設経済常任委員会に審査を付託されました議案2件について、9月19日に委員全員出席のもと委員会を開催し、関係部課長の出席を求め審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 初めに、議案第8号 平成29年度袖ケ浦市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,144万7,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億5,644万7,000円にしようとするものであります。 審査の過程において、幹線管渠建設改良事業の内容について、下水道施設の耐震性について、雨水管の管理と調査についてなどの質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号 平成29年度袖ケ浦市水道事業会計補正予算(第2号)については、収益的支出において841万1,000円増額し、収益的支出予定額を19億9,141万1,000円にしようとするものであります。また、資本的支出において315万7,000円を減額し、資本的支出予定額を7億5,819万1,000円にしようとするものであります。 審査の過程において、人件費の補正内容についての質疑がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、建設経済常任委員会の報告を終わります。 ○議長(福原孝彦君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 質疑はないようですので、これにて委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより議案第2号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第2号 袖ケ浦市みんなが輝く協働のまちづくり条例の制定についてを文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第3号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第3号 袖ケ浦市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを、文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 22番、篠﨑典之君。 ◆22番(篠﨑典之君) 22番。私は、議案第4号 平成29年度袖ケ浦市一般会計補正予算(第3号)に反対の討論を行います。 今回の補正予算には、債務負担行為補正水道事業統合広域化出資金として、平成29年度から平成40年度まで、限度額9億8,560万円の補正が含まれています。水道事業統合広域化については、10月30日に広域化のための基本協定を締結することとなっていて、債務負担行為を決定しなければ法律上協定を締結できないとのことですが、どんな根拠で9億8,560万円もの出資金の債務負担行為を締結前に決定する必要があるのかや水道事業統合広域化のあり方、現状や統合による影響がどうなるのかなどについて、市民に十分な情報が提供された上で議論されているとは言えません。4市の締結は先送りすべきです。パブリックコメントにかけられた統合広域化基本計画案では、財政シミュレーションの前提となっている数値のうち、袖ケ浦市が統合広域化したほうが水道料金の引き上げを抑制できるなどと説明されています。しかし、基本計画案では袖ケ浦市の計画給水人口が9万2,200人であるのに対して、実際の現在給水人口は5万9,933人となっており、2万2,267人もの乖離があります。それだけ多くの水を君津広域水道企業団から受水し続けているという矛盾を抱えています。この数字は、基本計画案財政シミュレーションのもととなっていると同時に、広域化後も是正される保証がありません。君津広域水道企業団から直接取り寄せた検討資料によれば、交付金減額への対応という項目があり、交付金は算定額に対し3分の2程度の内示となることが常態化しているとの記載があります。3分の2に減額の試算もしていたことがわかりました。総務企画常任委員会でこのことについて、これまでの全員協議会パブリックコメントにもかけられた基本計画案の資料で記載や説明をしてきたかただしましたが、一切説明も記載もされていないという執行部の答弁でした。交付金3分の2以下のケースについてもパブリックコメントをやり直すべきです。 また、ごみ処理の4市広域化処理、火葬場の4市広域使用に加え、水道事業の広域化が進めば、4市合併の環境づくりにもなっていきます。よって、10月30日の水道事業広域化協定締結先にありきの出資金9億8,560万円の債務負担行為を決めることは時期尚早であり、これを含む本補正予算案に反対します。 ○議長(福原孝彦君) 次に賛成討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 5番、粕谷智浩君。
    ◆5番(粕谷智浩君) 5番。私は、議案第4号 平成29年度袖ケ浦市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場から討論させていただきます。 今回の補正は、既定の予算額に3億3,716万円を追加し、歳入歳出予算の総額を243億7,224万8,000円にするものであります。また、債務負担行為の補正として、君津地域水道事業統合化基本協定の締結に当たり、4市の経営基盤及び施設整備水準の格差を解消するため、平成40年まで出資をするということで追加を行うものであり、これに関しては予算措置として適正であると判断をいたします。 次に、歳出補正予算のうち主なものですが、平成28年度決算により生じた繰越金を地方財政法の規定に基づいて、財政調整基金への積み立て幼保連携推進事業及び私立保育施設等整備事業の補助金の増、保育士の人材確保等を目的とした保育士処遇改善にかかわる私立保育所等運営費等助成事業の増、人事異動等に伴う人件費補正などであり、必要な内容であると考えています。これらの歳出の財源として、国庫支出金及び県支出金、前年度繰越金などを計上しております。以上、今回提案されました補正予算につきましては、市民福祉の向上のために必要なものであると考えます。 よって、私は、議案第4号 平成29年度袖ケ浦市一般会計補正予算(第3号)について、総務企画常任委員長の報告のとおり賛成するものであります。 ○議長(福原孝彦君) ほかに討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第4号 平成29年度袖ケ浦市一般会計補正予算(第3号)を総務企画常任委員長の報告のとおり、決定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成多数でございます。 よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第5号 平成29年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を文教福祉常任委員長の報告のとおり、決定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第6号 平成29年度袖ケ浦市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を文教福祉常任委員長の報告のとおり、決定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第7号 平成29年度袖ケ浦市介護保険特別会計補正予算(第1号)を文教福祉常任委員長の報告のとおり、決定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第8号 平成29年度袖ケ浦市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を建設経済常任委員長の報告のとおり、決定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 議案第9号 平成29年度袖ケ浦市水道事業会計補正予算(第2号)を建設経済常任委員長の報告のとおり、決定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、請願第1号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 22番、篠﨑典之君。 ◆22番(篠﨑典之君) 22番。私は、請願第1号 平岡小学校幽谷分校運動場安全対策に関する請願書に反対の討論を行います。 請願人は、平岡小学校幽谷分校教育促進協議会会長、御園豊氏並びに平岡小学校PTA代表、井内岳浩氏となっております。本請願の請願趣旨は、平岡小学校幽谷分校児童たち交通安全対策、自由に安心して使える運動場の環境整備として、現在の幽谷分校運動場と株式会社トッパンパッケージサービス袖ケ浦工場が整備する運動場の交換を早急に行うことを求めるというものです。本件請願理由では、同校の運動場が校舎から道路を挟んだところにあり、11人の児童たちが横断歩道を渡らなければ運動場を利用できない現状に対して、株式会社トッパンパッケージサービス袖ケ浦工場が全額負担で校舎の前の田んぼを買い上げ運動場として整備を行い、現在使用している既存の運動場と交換するなどとする同社の案を、市に負担がかからない道路横断の際の職員の付き添いが不要となり負担軽減になる、校舎と運動場との往復がなくなり、安心、安全が担保できるすばらしい提案であるとしています。 私は、文教福祉常任委員会において委員外議員として、請願人である平岡小学校幽谷分校教育促進協議会会長の御園豊氏に幾つかの質疑をさせていただきました。私は、同社が田んぼを買い上げて、その土地を運動場として整備した上で現行の運動場と交換するためには、第1に同社が整備される運動場と現在使用している運動場の質について、教育施設として使用するための水準を十分に満たすこと。現在も水田として使用されている土地が、水はけの面や形状など、運動場としての機能を確保されていること。第2に、整備して交換するとされる予定地に沿って、千葉県が管理する2級河川である松川が流れています。この河川は、ふだんは水量が少なくても、過去に台風や大雨などで水害をもたらしたこともある河川でもあります。子供たちが、河川に沿った場所にある運動場を使う際の河川での事故を防ぐための安全対策まで含めて、市の負担なく確保される担保がなされること。最低限この2点を満たす必要があると考えているものです。請願人に、この2点を満たした上で、土地の交換をする具体的な見積もりや確約がなされた上で運動場の交換を早急に行うことを請願したのか伺いましたが、具体的なことについては、今後行政と会社と地元の教育促進協議会等が協議していくことになるとのことでした。運動場の早急な交換を求めているにもかかわらず、交換対象となる土地について、数億とも言われる整備内容の具体的な話し合いは先送りにして、何らの確約もなく民間会社が整備するとする土地と、公共施設である運動場の交換だけを先に決める請願趣旨には疑問を抱かざるを得ません。また、交換した後になって新たに税金を投じて整備を要する事態が生じる可能性についても十分に検討されなければなりません。 よって、私は、請願第1号 平岡小学校幽谷分校運動場安全対策に関する請願書の採択に反対いたします。 ○議長(福原孝彦君) 次に、賛成討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 7番、小国勇君。 ◆7番(小国勇君) 7番。私は、請願第1号 平岡小学校幽谷分校運動場安全対策に関する請願書について、賛成の討論を行います。 現在、児童が校舎と運動場を往来する際には、市道川原井林線を横断しないとなりません。市道川原井林線は、来年度開通の予定であります。開通した際には、現在より大幅に交通量が増加されることが見込まれています。工事着工前の平成15年2月に当該路線の交通量の調査を実施した際には、着工前に比べて、事業区間では570台、事業区間以外では530台の増加の推計が出ております。これはあくまでも当時の推計であって、当時の周辺環境とは大幅に異なっており、市道川原井林線の車両の通行も当時の推計以上に考えられます。さらに、(株)トッパンパッケージングサービス袖ケ浦工場の搬入車両も、月平均約1,200台から約1,400台の大型車両が工場に出入りしているとのことです。また、川原井地区から林地区に進むと幽谷分校前の横断歩道の手前には大きなカーブもあり、地域住民であれば認識していますのでスピードを減速しますが、他県、他市の車両はその認識はなく、横断歩道の手前で減速することもなく通過すると伺っております。このように車両の増加によって、児童の横断時の安全確保が非常に困難と思われます。そのようなこともあり本請願の趣旨理由でありますように、(株)トッパンパッケージングサービス袖ケ浦工場が幽谷分校促進協議会に対して、児童の安全確保の案として、幽谷分校の既存の運動場と(株)トッパンパッケージングサービス袖ケ浦工場が新たに整備する運動場と交換しようとする案が提示されました。現在の既存の運動場と交換することによって、校舎と既存の運動場の往来がなくなり、児童の安全も担保されるとともに、児童たちが休み時間等に自由に安心して運動場で遊べることになります。また、請願人によりますと、川原井地区、林地区、幽谷分校PTAの方にも説明を行い承認もいただいており、地域の総意と私は受けとめます。 よって、私は、請願第1号 平岡小学校幽谷分校運動場安全対策に関する請願書について賛成するものであります。 ○議長(福原孝彦君) ほかに討論はございませんか。 20番、塚本幸子君。 ◆20番(塚本幸子君) 私は、請願第1号 平岡小学校幽谷分校運動場安全対策に関する請願書に、反対の討論を行います。 現在横断時には先生が複数で対応していること、交通量は対応に苦慮するほどではないこと、全校で11名、学年ごとだと極めて少数なので、横断時は短時間であることなどの状況にあります。学校側も現在のグラウンドの道路横断について、児童の安全に万全を期しており、安全は引き続き確保されていくと思います。 (株)トッパンパッケージングサービスが、全額負担で校舎前の田んぼを買い上げ運動場として整備し、既存の運動場と交換するとのことですが、市の公有財産を一企業ありきで交換するのはおかしいと思います。森友学園の国有地の払い下げや加計学園の認可手続が問題になっています。不要財産の処分も公平、公正に入札して行うのが原則です。また、(株)トッパンパッケージングサービスが、農地を取得してグラウンドにすることに許可されるのか疑わしいです。農地転用許可基準、一般基準の中に土地の造成のみを目的とする農地転用は、原則として許可することができないという条項があります。株式会社の場合は、農業生産法人の要件を満たしていなければ所有権の取得はできません。事業者が農地を所有し第三者へ転売することは、土地の投機的な取得につながるおそれがあるため、県の農地転用関係事務指針の中では難しいと言えます。さらに、市に費用負担がかからないことを挙げていますが、田の造成費用だけでは、安全、安心して児童がグラウンドとして使用できる状態には不足するのではないでしょうか。河川や土手への対応で4から5億円かかるのではないかと言われています。また、川原井の方のお話では、グラウンドは災害時、地区の避難所として使われる。現在は道路から直接グラウンドに入れるが、交換となれば川を渡ることになる。今よりも使い勝手が悪くなるのに、どうして交換しなければならないのかと話されていました。そもそもこの請願に区は同意の判こを押していないと区長はおっしゃっていました。川を渡る道路の整備などの費用も不透明ですし、企業がどこまでの整備を考えているのかが、委員会質疑では全くわかりませんでした。 幽谷分校は、学区の児童数全体が減少しており、学区の児童でさえも平岡小本校に約半数が通学しています。小規模特認校制度を利用しての児童も減少しています。将来的にも学区の児童数は減少傾向にあります。このままでは担任の先生1人が2つの学年を同時に指導する複式学級での授業となり、児童にとって十分な教育を受けられなくなります。大勢の中で学び多様な考えに触れること、大人数で議論することは、これから生きていく子供たちの力になることは間違いありません。幽谷分校のあり方を早急に検討し、児童のために交通手段は確保しながら、平岡小学校への統合を視野に地域に説明していくべきと考えます。 請願文にも周囲は蛍が観察できる豊かな自然がありますと書かれています。学校の前には美しい里山の風景がそのまま残っています。児童は脇を流れる川から蛍の餌となるカワニナをとり、蛍の飼育、観察をしています。豊かな自然を分校の特色としているのに、簡単に自然を壊してしまってよいのでしょうか。このような状況の中で現行でも特に重大な不都合もない(株)トッパンパッケージングサービスへの財産の処分の妥当性、学校用地としての農地取得や造成要件費用が不透明、幽谷分校のあり方を早急に検討する時期であると考え、今の運動場と(株)トッパンパッケージングサービスが整備する運動場の交換を早急に行う請願に反対いたします。 ○議長(福原孝彦君) ほかに討論はございませんか。 16番、佐藤麗子君。 ◆16番(佐藤麗子君) 16番。私は、請願第1号 平岡小学校幽谷分校運動場安全対策に関する請願書について、賛成の討論を行います。 幽谷分校への通学児童数については少人数ではありますが、人数にかかわらず生徒の安全を第一に考えることは、義務教育施設を整備する行政としては当然のことであります。ましてやそこに通学する児童は小学校1年生から4年生の低学年であり、さらにPTAや地域の理解が得られており、費用もかからないということであるならば、速やかに実施するべきだと思っています。 よって、私は、請願第1号に賛成いたします。 ○議長(福原孝彦君) ほかに討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決をいたします。 本請願に対する委員長の報告は採択であります。 請願第1号 平岡小学校幽谷分校運動場安全対策に関する請願書を文教福祉常任委員長の報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成多数でございます。 よって、請願第1号は採択することに決定いたしました。                       〇 △認定第1号及び認定第2号(委員長報告・質疑・討論・採決) ○議長(福原孝彦君) 日程第3、認定第1号及び認定第2号を議題といたします。 決算審査特別委員会の審査の経過並びに結果について、決算審査特別委員長の報告を求めます。 決算審査特別委員長、佐久間清君。               (決算審査特別委員長 佐久間 清君登壇) ◎決算審査特別委員長(佐久間清君) 決算審査特別委員会に審査を付託されました認定第1号 平成28年度袖ケ浦市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について及び認定第2号 平成28年度袖ケ浦市水道事業会計決算の認定について、9月20日、21日の両日にわたり委員会を開催し、関係部課長等の出席を求め審査いたしましたので、その審査した経過と結果について御報告いたします。 初めに、平成28年度は自立と協働をまちづくり基本理念として掲げる、袖ケ浦市総合計画の第3期実施計画の初年度として、各分野における、これまでの実施計画事業を着実かつ積極的に推進しております。 また、経営構造の改革として、平成25年度から平成29年度までを計画期間として「持続可能な財政構造確立のための集中的取組み」が推進されており、歳入歳出両面からの一体的な改革への取り組みも行われています。 本決算は、これらの市の状況を踏まえ、予算の効率的な執行とその効果を見きわめる決算審査であることに鑑み、審査の過程において、財政の健全運営、事務事業の合理化、市民福祉の向上、安全で快適な生活環境の構築、都市基盤の整備並びに教育文化の向上、消防・防災力の向上などの観点から、各委員より活発な質疑が交わされました。 認定第1号中の一般会計歳入歳出決算では、総合戦略による事業内容の見直しについて、単年度収支赤字と持続可能な財政構造確立のための集中的取組みについて、持続可能な財政構造確立のための集中的取組みの実績と見込みとの差異について、経常経費比率を下げる方策について、専門職の採用状況等について、職員研修の内容及び活用について、広報紙及びツイッター配信等の今後の取り組みについて、ふるさと納税推進事業の収支状況及び今後の取り組みについて、新たな交通空白地域対策の検討について、自主防災組織のカバー率及び具体的なモデルについて、番号法に係る経費及び国県支出金について、マイナンバーカードの活用等について、子ども医療費助成事業の交付状況等について、保育所入所待ち児童の実態等について、自立相談支援における就労支援の状況について、健康づくり支援センターの利用状況等について、ごみ袋製造の委託状況について、粗大ごみの回収に係る収支について、かずさクリーンシステムに係る委託費減の理由について、墓地公園管理事業の委託の範囲について、特定不妊治療の助成金額の根拠等について、公園緑地管理の発注方法等について、袖ケ浦椎の森工業団地の重点誘致について、調整区域における農家レストランの開設等について、長浦駅臨海駐車場の現状等について、防火水槽の整備状況について、老朽車両の処分方法について、スクールカウンセラーの活用状況について、幼稚園費における保育料の滞納状況について、中学校情報教育推進事業の具体的な活用方法についてなどの質疑がありました。 次に、国民健康保険特別会計決算では、軽減世帯数について、滞納世帯数について、短期保険証・資格証の交付状況とその対応について、法定外繰り入れについてなどの質疑がありました。 次に、後期高齢者医療特別会計決算では、保険料滞納の状況について、短期保険証の発行状況について、保険料軽減の状況についてなどの質疑がありました。 次に、介護保険特別会計決算では、成年後見人制度の相談状況について、在宅医療・介護連携推進事業の進捗状況について、認知症サポーターの人数等について、要介護申請の認定状況について、滞納状況及び給付制限の状況について、訪問型の緩和サービスの内容についてなどの質疑がありました。 次に、農業集落排水事業特別会計決算では、雑入の内容について、今後の収支見込みについてなどの質疑がありました。 次に、公共下水道事業特別会計決算では、施設の長寿命化計画の工事内容及び進捗状況について、袖ケ浦椎の森工業団地整備事業汚水管工事の進捗状況についての質疑がありました。 討論においては、反対討論として、平成28年度袖ケ浦市一般会計については、これまで平成25年度から29年度までの5年間で58億円の財源不足が生じるとして、持続可能な財政構造確立のための集中的取組みが28年度も実施された。5年間で約27億円の取り組み削減をしても、なお31億円の財源不足が生じるとしていたが、平成28年度決算で4年たち、マイナスではなくプラスになっているとのことである。きめ細やかなサービスを切ってきた。 国民健康保険特別会計については、約半数の世帯が軽減世帯となっており、所得の低い方が多くを占めている。法定外繰り入れをふやし、全体の国保税の引き下げをすべきである。 介護保険特別会計については、保険料が上がる一方で、要支援の方は介護保険から切り離し総合事業へ、そしてボランティアに担ってもらうなど、保険あって介護なしの状況はますますひどくなっている。これらの理由から認定第1号に反対をするという意見がありました。 また、賛成討論として、平成28年度袖ケ浦市一般会計について、平成28年度は第3期実施計画の初年度であり、将来都市像の実現に向けて、市民協働によるまちづくりの推進及び本市の魅力を市内外へ情報発信するシティプロモーションの推進や各種福祉施策等の推進に努めている。 また、市民の健康保持、増進や衛生環境の向上、産業振興、都市基盤整備、学校教育、生涯学習等の施策を積極的に推進している。 以上のように厳しい社会経済情勢の中、財政基盤の健全性維持と各分野における市民福祉の向上に努めるとともに、将来の発展に向けた着実な社会資本整備に取り組んできたものと評価する。 また、平成28年度決算に係る各計数は、監査委員から正確であるとの意見も付されている。このことから賛成するという意見がありました。 国民健康保険特別会計については、市町村国保の財政運営は一層厳しくなっており、平成30年度には、国保の財政運営責任主体を都道府県に移管し、安定的な国保運営を目指すとされているところである。 このような状況の中、歳出では、医療費の適正化のため、医療費通知やジェネリック医薬品の差額通知を実施するとともに、レセプト点検などにより、その削減に努めている。 また、疾病の早期発見を目的とした人間ドック助成制度の実施のほか、保健事業においても未受診者対策や保健指導の充実などを図り、被保険者の健康保持、増進に努力している。 さらに、歳入においても、収納率向上対策強化、経営努力による特定財源の確保など、健全財政の確保に努めているものと評価し、賛成するという意見がありました。 介護保険特別会計については、介護保険制度に要する費用については、高齢化の進行に伴い年々増加しており、平成28年度決算においては、対前年比でおよそ1億4,000万の増額となっている。今後も引き続き増加することが見込まれるが、介護予防や認知症対策の充実、また地域包括ケアシステムの推進として、在宅医療と介護の連携に向けた各種取り組みなどが行われている。 さらに、介護給付等の適正化やサービスの質の向上のための取り組みも進められ、予算の適正な執行を行っているものと判断し、賛成するという意見がありました。 採決の結果、賛成多数にて原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 次に、認定第2号 水道事業会計決算では、審査の過程において、石綿セメント管の更新距離が短縮された理由について、統合広域化の検討における専門部会、協議会での協議内容について、企業団からの受水費についてなどの質疑がありました。 討論においては、反対討論として、平成28年度は統合広域化の検討が詰められ、協議会で出資金額の合意や基本計画案が出された。過大な給水量の計画は横に置いたとしても、受水費を下げようと企業団に協議して一定の努力をしていたにもかかわらず、受水費の早期是正の確認書が交わされている。統合広域化の協議の内容も不透明であり、メリットがあるかも疑問である。したがって、認定第2号に反対するという意見がありました。 また、賛成討論として、近年、水需要の減少に伴い給水収益が減少している中で、老朽管更新工事等により、災害時におけるライフラインの確保及び水道水の安定供給を図っている。財政面においては、前年度に老朽化した蔵波浄水場や比較的規模の小さい川原井浄水場を休止するなどの維持管理費の削減を図ったことなどにより、収益的収入及び支出においても4,451万9,336円の純利益が生じた。水道事業においては、今後も厳しい経営状況が予測されることを考慮し、より一層の経営努力をお願いし、認定第2号に賛成するという意見がありました。 採決の結果、賛成多数にて原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 なお、主要施策の成果等に関する説明書においては、事業の枠組みが変わっている場合には、その旨の記載を望むとともに、目標に対する成果については、当初予算時の目標に対する明瞭な記載を要望するものであります。 また、委員会において指摘した事項については、その内容を精査した上で事務の執行に当たり、その是正、改善を望みます。そして、審査の過程において、各委員から要望した事項等についても適切な措置を期待するものであります。 以上をもちまして、決算審査特別委員会の報告を終わります。 ○議長(福原孝彦君) 以上で決算審査特別委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 質疑はないようですので、これにて委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより認定第1号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 15番、励波久子君。 ◆15番(励波久子君) 15番。認定第1号 平成28年度袖ケ浦市一般会計及び国民健康保険特別会計、介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論を行います。 まず初めに、平成28年度一般会計決算では、歳入総額237億5,380万9,000円、歳出総額230億5,263万9,000円、財政力指数は1.097、公債費比率は2.7%であり、引き続き健全財政を維持しているとのことです。平成25年度から始まった持続可能な財政構造確立のための集中的取組みが、28年度も実施されました。当初このままでは58億円の財政不足が生じ市の貯金もゼロになる。取り組みにより27億円の経費削減をしても、なお31億円の不足の見込みであると市長を先頭に大々的に広報しました。しかし、4年が経過し、貯金である財政調整基金は約39億4,000万円と25年よりふえ、当初不足するとされた金額との差は4年間で約48億円となりました。収支はマイナスではなく、現状でプラスの2,000万円弱とのことです。さらに、予定していなかった調査整備基金1億5,000万円も積み立てができています。「広報そでがうら」では取り組み実績だけ簡単に載せていますが、大変だと市民の不安をあおったのですから、きちんと見込みが違っていたことを反省し伝えるべきではないでしょうか。 主に以下の項目について指摘します。2款総務費、総務管理費、人件費について、水道事業で技術の継承ができないことを一つの理由として広域化へ進もうとしています。委託をするにしても状況を把握し的確に指示をする。また、その工事が適正かどうか等、専門的にわかる人が必要です。技術継承をしていくにも、計画的に専門職の採用を行うべきです。28年度は土木の採用を行ったが、辞退されたとのことで、真剣に人材の確保を考えなければなりません。保育士も産休に入ると、クラス担任が非常勤の先生だけとなる状態がありました。正規保育士の割合を引き上げるべきです。そして、一般職と比べ専門職のほうが、昇級が遅い傾向があると耳にします。適正に評価するよう求めます。 電子計算業務費ほか、さまざまな事業で番号法関連の支出があります。一般会計では約3,870万円、国保、介護合わせると約5,240万円です。国県支出金はその一部で、86%が一般財源からの支出とのことです。多額の費用をかけて運用が始まりましたが、個人情報の漏えいなど多くの問題があります。マイナンバーカードの交付状況は、所持率9%という状況を見ても、市民にとって何のメリットもありません。今後さらに運用が進められようとしていますが、やめるべきです。 3款民生費、障害福祉費、老人福祉費、理容師派遣事業では、障害者の方は2名、延べ8回、介護の方は6名、延べ15回という実績です。特に介護の方では、24年度の実績が43名、123回の利用があったのに、理髪代が無料から有料になったことにより、毎年利用者が減り続けています。無料に戻すべきです。 重度心身障害者福祉タクシー事業については、予想していた削減効果よりも938万円ほど多く効果があったとされています。利用の多かった燃料助成が廃止されたが、タクシー券へ切りかえる方が予想より少なかったとのことです。今まで自家用車で外出していたのに、タクシーに切りかえるというのは難しい方がいるはずです。タクシー券ではなく、もとの燃料助成に戻すべきです。 児童福祉費、保育所費、28年度末の入所待ち児童数は158名とのことで、国基準の待機児童数との乖離が非常に大きくなっています。27年に待機児童国基準ゼロを達成しましたと、さまざまなところで市長はPRしていましたが、待機児童となった保護者からすると本当に怒り心頭であり、逆効果であります。市民が知りたいのは本当の情報です。ホームページなどで入所待ちの状況を載せるよう求めます。 4款衛生費、健康づくり支援センター管理事業では、一般、小中学生、高齢者、障害者、未就園児と全ての区分で市民の方の利用者が減りました。合わせて6,700人ほどの減です。27年度の利用者減と合わせると約2万人の利用減少となります。これは利用料の値上げと利用時間の見直しによるものが大きいと考えます。利用者の声をきちんと聞き、市民全体の健康維持、増進を支援する施設運営を求めます。 粗大ごみ戸別収集処理事業、粗大ごみの有料化は、平成25年10月から実施され、4年目となります。粗大ごみ収集に係る処理券販売、保管、戸別収集の経費は約1,442万円に対し、収入としての窓口処理、戸別収集手数料は約700万円です。収入の倍以上の経費がかかっています。また、有料化前の収入見込みは、年間1,800万円とされていました。大きく見込みが違っています。市民負担をふやし経費も余計にかかっている、この事業は見直すべきです。 かずさクリーンシステムへの一般廃棄物中間処理委託は、全体の物件費の中でも一番金額が大きなものとなっており、28年度は約5億5,700万円です。27年度より8,000万円ほど減額となっていますが、溶融炉の余力を活用するため、7月から新日鐵住金株式会社君津製鉄所からの廃棄物の受け入れ、固定費を引き下げたとのことです。今年度からは株式会社市川環境エンジニアリングの子会社から容器包装プラスチックを処理した後の残渣も受け入れていますが、問題があると考えます。ごみの減量化、資源化を目指しているのに、ごみを受け入れないと費用が安くならないという本当に矛盾したことが起きています。更新時にはごみ減量化と逆行する溶融炉のごみ処理方式はやめるべきです。 8款土木費、公園緑地管理事業について、現在町内にある身近な公園である街区公園のほとんどが地域自治会や老人クラブなどで、清掃や草刈り、花壇の手入れなどを行っています。しかし、その経費は、近隣公園や緑地の管理費と一緒に一括で指定管理者である造園協同組合に支払われています。回り回って指定管理者から自治会に報奨金が払われるのはおかしいと思います。昨年も指摘をしましたが、見直しの検討はされていないとのことです。実際市民協働でやっていただいていることを契約方法を変えることで費用の節減ができるのなら、こういったことこそ持続可能な取組みで実績にすべきではないでしょうか。 10款教育費、幼稚園費について、28年度は耐震が不十分、園児が減少しているという理由で、今井幼稚園を廃止し中川幼稚園に統合、1園化する方針が突然出されました。公共施設の再編整備では廃止の文言はなかったのに、認定こども園ありきで進められました。一番かかわりのある保護者には、当初説明もしないということで問題にいたしました。説明会は開かれましたが、既に決まったこととしての説明の仕方に、保護者の納得が得られたとは到底考えられません。来年度は定員が半分になり、入園できるか心配との声が聞かれます。また、保育料の見直しも検討されています。保護者に不安と不満がある中、さらに幼児教育無償化の流れがある中で値上げするべきではありません。毎回指摘してきた子ども医療費助成事業について、交付を100%にと求めてきたことに対し、28年度は未交付の方へ通知を送り、電話などで申請を促し、対象の方全てに交付することができたとのことでした。子供たちのために丁寧な仕事をしていただきました。このような点は評価できますが、削った福祉はもとに戻さないという姿勢は容認できません。 次に、国民健康保険特別会計決算に反対の討論を行います。国保加入者9,604世帯のうち、7割軽減が2,515、5割軽減が1,165、2割軽減が1,206、合計4,886世帯、ちょうど半数の世帯が軽減世帯であるということからも、国保加入者の大半が低所得者だということがわかります。そのうち滞納がある世帯は、一般被保険者で1,369世帯、退職被保険者で21世帯、全体の約14%の世帯で滞納があるという状況です。法定外繰り入れの増額は検討はしていないとのことですが、高くて払い切れないというのが実態です。法定外繰り入れをふやし、国保税全体の引き下げをすべきです。 最後に、介護保険特別会計決算に反対の討論を行います。介護保険料は上がる一方で、利用料の負担も1割から2割になった方が140名いるとのことです。居住費と食費の負担軽減制度である補足給付の改悪で、特定入所者介護サービス等費が27年度と比べ642万円も減額となっていますが、対象外になった利用者は把握していないとのことです。介護サービスも要支援の方は介護保険から切り離し総合事業へ、そしてヘルパーでなくても一定の研修を受ければ緩和サービスの担い手になる、今後はボランティアに担ってもらう方向へと進められようとしています。保険あって介護なしの状況は、ますますひどくなっています。 以上のことから、本決算の認定に反対をいたします。 ○議長(福原孝彦君) 次に、賛成討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 6番、在原直樹君。 ◆6番(在原直樹君) 6番。私は、認定第1号中、一般会計歳入歳出決算について、賛成の討論をいたします。 平成28年度は総合計画の総仕上げとなる第3期実施計画の初年度であり、将来都市像の実現に向けて長年の懸念となっていた大型公共事業が完了し、これまで取り組んできた社会資本整備事業の効果を発揮するためのソフト事業の推進、市民協働によるまちづくり推進及びシティプロモーションの推進等の施策に取り組んでおります。 また、健康マイレージの実施、各種健康診査、予防接種、がん検診の実施など、市民の健康保持、増進に努めるとともに、小規模特別養護老人ホームの開設支援などによる高齢者施策、各種障害者施策、小規模保育事業所の運営支援など、福祉施策等の推進に努めております。 また、環境保全対策やごみ処理対策などの衛生環境の向上に努め、産業振興においてはイノシシなどによる農作物被害対策、県営経営体育成基盤整備事業などによる農業振興に努めるとともに、袖ケ浦椎の森工業団地の企業誘致推進事業、新規立地奨励金、大規模設備投資奨励金等の交付事業による企業の設備投資の促進などの商工業の振興に引き続き取り組んでおります。 また、都市基盤整備においては、袖ケ浦駅海側土地区画整理事業、奈良輪第一排水区の雨水排水施設の整備、袖ケ浦椎の森工業団地の雨水管の整備、市道三箇横田線等の整備など、市民の安全や交通利便性の向上に向けた着実な事業推進を図っております。 教育においては、長浦中学校武道場及び根形公民館多目的ホールのつり天井等、耐震対策工事など、教育施設環境の向上を図るとともに、学校教育、生涯学習等の施策を積極的に推進しております。 以上のように厳しい社会経済情勢の中、財政基盤の健全性維持と各分野における市民福祉の向上に努めるとともに、将来の発展に向けた着実な社会資本整備に取り組んできたものと評価いたします。 また、平成28年度決算に係る各計数は、監査委員から正確であるとの意見も付されております。このことから、私は、認定第1号中、平成28年度袖ケ浦市一般会計歳入歳出決算について、決算審査特別委員長の報告のとおり賛成するものであります。 ○議長(福原孝彦君) ほかに賛成討論はございませんか。 13番、前田美智江君。 ◆13番(前田美智江君) 13番。私は、認定第1号中、袖ケ浦市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の討論を行います。 高齢社会の進展、高度医療の普及等により医療費は増加傾向にあり、市町村国保の財政運営は一層厳しくなっております。平成30年度には国保の財政運営責任主体を都道府県に移管し、安定的な国保運営を目指すとされているところであります。このような状況の中、歳出では医療費の適正化のため、医療費通知やジェネリック医薬品の差額通知、レセプト点検などを実施し、医療費の削減に努められております。また、疾病の早期発見を目的とした人間ドック助成制度や特定健康診査、特定保健指導などの保健事業においても、未受診者対策や保健指導を行い、被保険者の健康保持、増進に努力されております。歳入では、収納率向上対策の強化、経営努力による特定財源の確保など、健全財政の確保に努められています。今後につきましては、市町村国保の持続的かつ安定的な運営により一層努められますようお願いいたしまして、平成28年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算の賛成討論といたします。 ○議長(福原孝彦君) ほかに賛成討論はございませんか。 2番、山口進君。 ◆2番(山口進君) 私は、認定第1号中、平成28年度袖ケ浦市介護保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の討論を行います。 介護保険制度は、高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みとして創設されたものであり、費用は公費と保険料で負担することとされております。介護保険制度に要する費用につきましては、高齢化の進行による介護需要の増加に伴い年々増加しており、平成28年度決算の会計総額では対前年比で1億4,000万円近くの増加となっております。今後も引き続き費用の増加が見込まれる中、平成28年度は、介護予防、日常生活支援総合事業など、介護制度を持続可能とするためのサービスの重点化、効率化に向けた取り組みが進められ、また介護予防や認知症対策の充実、地域包括ケアシステムの推進として、在宅医療と介護の連携に向けた各種取り組みなどが行われています。さらに、給付の適正化や介護サービスの質の向上に努め、予算の適正な執行を行っているものと判断されます。これからの介護保険制度の抱える課題等を踏まえ、今後の介護保険事業の円滑かつ適正な運営をお願いしまして、私は、認定第1号中、平成28年度袖ケ浦市介護保険特別会計歳入歳出決算について賛成するものであります。 ○議長(福原孝彦君) ほかに賛成討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定とするものです。 認定第1号 平成28年度袖ケ浦市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について、決算審査特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成多数でございます。 よって、認定第1号は委員長の報告のとおり認定されました。 次に、認定第2号に対する討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 15番、励波久子君。 ◆15番(励波久子君) 15番。認定第2号 平成28年度袖ケ浦市水道事業会計決算の認定について、反対の討論を行います。 平成28年度は、水道事業統合広域化の検討が詰められ、協議会で出資金の合意、基本計画案が出されました。過大な人口、給水量の計画は横に置いておくとしても、受水費を下げるよう企業団に要請し一定努力していたにもかかわらず、交換条件のように受水費の基本水量の取り扱いについて、料金負担割合の是正に関する確認書というものが、千葉県知事、木更津、君津、富津、袖ケ浦の各市長、君津広域水道企業団、企業庁の連盟で交わされています。4市の財政状況に配慮しながら早期に是正を図っていくこと。是正については、君津地域水道事業統合広域化後においても、4市はこれまでの経緯を踏まえ誠意を持って適切に対応するなどの確認事項が書かれています。そして、この確認書を受けて、基本水量を平成33年から確認水量に戻す方向で財政シミュレーションがされています。統合広域化の協議内容が不透明であり、認定第2号に反対をいたします。 ○議長(福原孝彦君) 次に、賛成討論をお受けいたします。 討論はございませんか。 16番、佐藤麗子君。 ◆16番(佐藤麗子君) 16番。私は、認定第2号 平成28年度袖ケ浦市水道事業会計決算の認定について、賛成の討論をいたします。 近年、節水機器の普及や生活スタイルの変化等による水道水の需要減少に伴い給水収益が減少する中、老朽管更新工事等により災害時におけるライフラインの確保と漏水調査等を実施し、不明水量の改善に努めるなど、水道水の安定供給を図っております。財政面においては収益的収入及び支出について、4,451万9,336円の純利益が生じました。また、監査委員からの指摘事項に対応するなどの取り組みを行い、今後も厳しい経営状況が予想されることを考慮し、より一層の経営努力をお願いし、認定第2号 平成28年度袖ケ浦市水道事業会計決算の認定について、賛成の討論といたします。 ○議長(福原孝彦君) ほかに討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定するものです。 認定第2号 平成28年度袖ケ浦市水道事業会計決算の認定について、決算審査特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成多数でございます。 よって、認定第2号は委員長の報告のとおり認定されました。                       〇 △議案第1号及び議案第10号並びに諮問第1号及び諮問第2号(質疑・討論・採決) △議案第1号 字の区域及び名称の変更について ○議長(福原孝彦君) 日程第4、議案第1号及び議案第10号並びに諮問第1号及び諮問第2号を議題といたします。 初めに、議案第1号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。 これより討論をお受けいたします。 討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 議案第1号 字の区域及び名称の変更について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。                       〇 △議案第10号 千葉県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について ○議長(福原孝彦君) 次に、議案第10号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。 これより討論をお受けいたします。 討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 討論はないようですので、これにて討論を終結いたします。 採決いたします。 議案第10号 千葉県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。                       〇 △諮問第1号 人権擁護委員の推薦について △諮問第2号 人権擁護委員の推薦について ○議長(福原孝彦君) お諮りいたします。 諮問第1号及び諮問第2号は人事案件でございますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福原孝彦君) 御異議ないものと認め、直ちに採決をいたします。 採決いたします。 諮問第1号、人権擁護委員に井上久子氏を推薦することについて、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、諮問第1号は同意することに決定いたしました。 次に、諮問第2号について採決を行います。 諮問第2号、人権擁護委員に鈴木百合子氏を推薦することについて、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長(福原孝彦君) 賛成全員でございます。 よって、諮問第2号は同意することに決定いたしました。                       〇 △市長挨拶 ○議長(福原孝彦君) 以上をもちまして、本定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。 閉会に先立ちまして、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、出口清君。               (市長 出口 清君登壇) ◎市長(出口清君) 平成29年第3回9月招集定例会閉会に当たりまして、一言御礼、御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案いたしました議案10件、認定2件、諮問2件、そして報告1件につきまして、全て可決、認定、御承認いただいたことに、まずもって御礼申し上げます。特に袖ケ浦市みんなが輝く協働のまちづくり条例の制定については、市民参画のもと、さまざまな関係者の御協力をいただき、複数年かけて検討してきたものであり、全会一致で可決いただいたことに改めて感謝いたします。 御承知のとおり、本市は既に総合計画に自立と協働を基本理念に掲げ、各分野において市民を初め各種団体やグループ、あるいは制度ボランティアの活動が行われています。また、市としてもこれを進展させる施策に取り組んでまいりました。しかしながら、社会の変化に対処し協働のまちづくりを一層前進させるためには、これまでの取り組みを整理し、基本理念、基本となる事項を定め、市民、地域コミュニティー並びに行政の責務などを明らかにし、共通認識を持って取り組んでいく必要があり、今回の条例制定に至ったものであります。今後はこの条例の趣旨を生かし、具体的施策を展開しながら、さらにまちづくりの各分野における協働の活動を一層活発化し、市民の皆様とともに活力に満ちた、ともに支え合う住みやすいまちをつくるために根づかせていくことが重要と考えております。 また、平成29年度袖ケ浦市一般会計補正予算(第3号)については、水道事業統合広域化に関する出資金の債務負担行為の追加も含めて可決、御承認いただきました。今後は統合広域化に向けた基本計画、それをもっての基本協定の締結、さらには最終的な広域連合の設立、各市の水道事業の廃止、広域統合化に向けて市民並びに議会の皆様の御理解を得ながら精力的に作業を進めていきたいと考えております。 さらに、認定第1号、認定第2号の平成28年度の決算については、委員会審議の過程で各事業の実施内容やその成果などについて説明書の記載内容も含めて、さまざまな御質疑、御意見をいただいたことについては、以前から改善、工夫をしてまいりましたが、説明の仕方も含めて今後の市政執行の中でさらに留意をしてまいりたいと思います。 最後に、我が袖ケ浦市は、各地域、随所が秋色に染まり、さらに魅力が増していく季節となってまいりましたが、中央政界は風雲急を告げてまいりました。議員各位におかれては健康に留意され、一層の御活躍を祈念いたしまして、御礼の御挨拶とさせていただきます。                       〇 △閉会 ○議長(福原孝彦君) これをもちまして平成29年第3回袖ケ浦市議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。                     午前11時32分 閉会                                             本日の会議に付した事件1.会議録署名議員の指名2.議案第2号ないし議案第9号及び請願第1号3.認定第1号及び認定第2号4.議案第1号及び議案第10号並びに諮問第1号及び諮問第2号                                             出席議員議 長(21番)      福  原  孝  彦  君副議長(18番)      榎  本  雅  司  君議 員      1番  根 本 駿 輔 君      2番  山 口   進 君      3番  山 下 信 司 君      5番  粕 谷 智 浩 君      6番  在 原 直 樹 君      7番  小 国   勇 君      8番  笹 生 典 之 君      9番  緒 方 妙 子 君     10番  篠 原 幸 一 君     11番  鈴 木 憲 雄 君     12番  佐久間   清 君     13番  前 田 美智江 君     14番  長谷川 重 義 君     15番  励 波 久 子 君     16番  佐 藤 麗 子 君     17番  笹 生   猛 君     19番  阿 津 文 男 君     20番  塚 本 幸 子 君     22番  篠 﨑 典 之 君     23番  渡 辺   盛 君                                             欠席議員     な し                                             出席説明者      市  長  出 口   清 君   副 市 長  山 口 幹 雄 君                        代  表      教 育 長  御 園 朋 夫 君         粕 谷 秀 夫 君                        監査委員      選挙管理              農  業      委 員 会  花 沢 康 雄 君   委 員 会  地 引 正 和 君      委 員 長              会  長      企画財政            長谷川 美喜男 君   総務部長  小 泉 政 洋 君      部  長      市民健康            小 山 泰 雅 君   福祉部長  宮 嶋 亮 二 君      部  長      環境経済              都市建設            分 目   浩 君         立 野 文 雄 君      部  長              部  長      会  計            原 田 光 雄 君   水道局長  渡 邉   仁 君      管 理 者      消 防 長  古 川 和 行 君   教育部長  石 井 俊 一 君      総 務 部            根 本 博 之 君      次  長                                             出席事務局職員      事務局長  森 田 泰 弘 君   副 局 長  生 方 和 義 君      議事調査            原 田   拓 君      班  長...